はじめに
金沢市は独自の文化や歴史を持つ美しい観光地です。
金沢駅周辺の観光スポットは多くの見どころがあり、金沢の独自性や魅力を象徴しています。美術館や庭園、歴史的建造物など、多彩な観光スポットがあり、どこも一度は訪れてみる価値がある場所です。
金沢経由白川郷、一泊二日の旅も後半戦。
半日ですが、金沢駅周辺の観光をしてきました。短時間の子連れでも、要点を押さえたスポットを回るのは可能ということが分かりました。
子供二人連れで十分に楽しめた日程をレポートします。
子連れで白川郷へ行こう!②〜金沢編 今回の旅行目的
まだ旅行は半日あります。残りの目標を再確認。
・金沢駅周辺の文化や生活を知る。日本海側の気候について体感する。
・兼六園で日本庭園の様子や文化を知る。
金沢駅周辺の観光で無事に達成できるのか?時間を見つつ、雨の中巡ったレポートです。
金沢駅周辺の子連れ観光スポット
金沢で子連れで行けそうな観光スポットを調べてみました。
■21世紀美術館:公式サイト(https://www.kanazawa21.jp)
■兼六園:公式サイト(https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/index.html)
■近江町市場:公式サイト(https://ohmicho-ichiba.com)
■金沢城:公式サイト(https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/)
この中で残り時間内で行けそうなのは兼六園、近江町市場。日本海の魚介類や野菜も市場で見てみたいという理由もあり、メインは二つに絞ってレッツゴー!
子連れ旅行記 後編 金沢駅周辺
では、写真とともに振り返って行きます!
金沢駅周辺の観光はバス利用が定番。
金沢駅前ロータリーにはルート別のバスがたくさん。
この日乗車した運転手さんがアナウンスをされており、乗車のコツをお話ししていました。
乗車のコツ:行きたい場所に行けるかどうかわからない場合、乗務員に必ず聞く。
金沢のバスはルートが沢山あり、かなり複雑だそうです。乗りこなすには難しいとのこと。乗務員は聞かれるのに慣れているので、分からなかったら乗る前に「このバスは●●へ行きますか?」と必ず聞いてくださいねとのことです。
目的地は兼六園。
二十一世紀美術館で降りる人が多いなと思いながら、無事に兼六園前バス停で降りました。
雨は降り続いています。
緩やかな坂を昇る間にも、金箔ソフトクリームや和傘など、お土産の店が見えてきます。晴れの日だったらソフトクリーム食べてたな…!
徒歩2〜3分程で入口が見えてきました。
入園前に、お茶屋さんで一服。入り口の前に数軒並んでいました。あまりにも寒いのでお汁粉と唐揚げを注文。心の底から温まる…(涙)
改めて兼六園へ。
兼六園入口は幾つかあり、その中の桂坂口から入ることにしました。
土砂降りの雨の中、庭を見て回りました。雪は少し残っている程度。全面に積もってはいませんでした。(雪景色だとよかったなと白川郷から思い続けている)
雪下ろしなど説明しつつ、庭の特徴を見て回る。
雨だし寒いのか、下の子は「もう帰りたい…」と言い出す。そうだよね…(わかる)
「ぐるっと回って帰ろうか」と励ましながら、亀の島や茶室、梅の木など景色に注意を向けてみる。地図を見て「今はここにいるよ。ゴールまで辿り着くには、どのみちに行こうか?」と迷路ごっこをしてみたら、ゲームのように思ったのか急に歩き出しました。
奥に見える茶店は三芳庵(みよしあん)です。池を眺めながらお食事やお抹茶を堪能できます。他の茶室でも、実際にお茶を楽しんでいる方がいらっしゃいました。
看板の説明を読みながら、手水鉢をじっと眺めてみたり。
途中の滝や、日本最古の噴水の水音を聞きながら眺めてみたり。
天気だったらお庭をゆっくり散歩できたんだろうな、と思いつつ…。今日みたいな雨の日は、この広さのお庭でよかったかも。30分程度で足早にぐるりと一周しました。
兼六園自体はそんなに広くないので、子供でもぐるっと巡れました。体力に自信のない子だとベビーカーやバギーがオススメです。
次の目的地は近江町市場です。金沢城敷地内を通過する経路で向かいました。
結構距離ある!しかし、敷地が広くて自由に歩ける!
「何ここ?なんでこんなに広いの!?」と驚きながらも、広い敷地を歩くのが楽しそう。普段街の道は狭いもんね…。金沢城公園は料金必要ですが、通過する道だけなら無料です。
金沢城敷地内を通り抜け、金沢の街中心へ向かいます。
時刻は15時前。近江市場が閉まるのが16時。ギリギリの時間…!
やっと到着。自販機からも水産物が豊富な市場だという予感しかしません…!
なんとか時間内に到着して中を見れました。閉店しているお店もあったけれど、まだやっているお店もありました。
生きたままの蟹や魚、日本海で獲れる魚介類などに、目を輝かせる子供。
「このカニ生きてる…!」と言いながら、氷入りの発泡スチロールに入った蟹を眺めていました。あと練り物も有名なので、動物や可愛い形のものもたくさんありました。
お土産に買った蒲鉾。
この熊のピンクが気に入ったようです。見た目の色が強いけど、味は特に変わっていないらしい。帰ってからムシャムシャ食べていました。
野菜なども都内では見たことのないものが置いてありました。加賀野菜の分かりやすいポスターを発見して納得。子供の図鑑にも載っていないので、現物の見ごたえがありました。
子供たちは果物屋さんを見つけて、生オレンジジュースとパイン棒をおねだり。お店の前のベンチでいただきました。新鮮な果物で美味しい!でも、雨で寒いのによく食べたな…。
そして、金沢駅へと向かう。
帰りの新幹線まで時間があったので、付近の飲食店でお茶をしたり、金沢駅のお土産物を見たりしました。金沢駅改札近くのフードコーナーにて、新幹線で食べる用のお弁当や和菓子など多めに買っちゃった。
観光パンフレット置き場も充実していたので、気になるものを見たりしていました。特別に恐竜のコーナーとかあった。
誰???ちょっと怖い(親子で爆笑)
福井県の観光PRらしいのですが、あまりにも内容が充実していました。他に化石verの被り物もあった。もちろん他の石川県のパンフレットも、細かな施設まで充実していましたよ!
最後まで駅内で楽しみ、新幹線に乗りました。
新幹線乗り場へ向かう前に、必ずこの改札内コーナーで幼児連れは足止めを食らうだろう。
電車好きキッズなら絶対大興奮すること間違いなし!
実際にレバーが動くので、簡単な運転手体験ができます。
人が並んでいなければ、操縦し放題です。電車好きキッズは、ここでしばらく時間がかかりますので時間に余裕を持っていくといいです。(周囲に誰もいなかったので、うちも20分は足止めされました)
新幹線の乗車時間まで楽しみ、帰りは車内でぐっすり眠っていました。
母ワンオペ子供二人、金沢経由白川郷へ一泊二日の旅、無事成功。
地方の文化、日本海の気候にも触れられて大満足の旅でした!
金沢駅周辺観光 楽しむためのポイント
・バス利用する際は、行き先に注意。不安なら運転手さんに聞きましょう。
・バス利用の場合、帰りの時刻表も知っておくと楽。歩きだと目的地同士に距離がある場合もあります。
・近江町市場は魚、野菜が並べられている様子がしっかり見られます。事前に図鑑など見ておくといいかも。
・街中のメインの通りは沢山商業施設が入ったビルが並んでいます。特別に子連れで困ることはなし。
金沢駅周辺観光 子連れ旅行 予習におすすめの本
「金沢しあわせえほん」
江戸時代からやってきた利常と珠姫の夫婦が、金沢の美・技・心を町めぐりしながら紹介していくお話です。英語にも対応しています。金沢の街の魅力が分かりやすく、絵本で見られます。
価格:990円 |
「築地市場 絵でみる魚市場の一日」
築地市場の様子にはなりますが、魚市場の熱気を感じられる絵本です。
場所は違っても、日本の豊かな食文化が伝わり、市場へ行く予習にはなります。市場に品物が辿り着くまでの流れや、関わる人々まで知ることができます。
築地市場 絵でみる魚市場の一日 (絵本地球ライブラリー) [ モリナガヨウ ] 価格:1,650円 |
『おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べ物になるまで』
個人的にとても好きな本。
読書感想文全国コンクール課題図書(小学校低学年の部)にも選ばれました。お寿司やさんを通して、魚を捌く過程を見ながら食育について学べます。魚市場の魚をどのように調理するか、親子で話し合うのも楽しそうです。
おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで [ おかだ だいすけ ] 価格:1,760円 |
写真や絵を見るだけでも、現地での発見が違います。予習で楽しく読んでおくのがおすすめです。
東京ー金沢間ー白川郷 子連れ旅行まとめ
・あらかじめバス予約をしたり、目的地を絞っておくと移動しやすい。
・金沢駅周辺はバス移動する場合、荷物を少なくしておくと楽です。忘れ物もしないように、子供のものもコンパクトにしておくと安心。
短い日程での旅行でしたが、行きたかった場所をすべて巡ることができました。
歴史や文化から気候、人々の生活まで感じられることができ、充実した一泊二日の旅行でした。街を散策できたのもとてもよかったです!